技術資料

推進工法に用いる小口径推進管には次のようなものがあります。

1) 高耐荷力方式
1)-1. 下水道小口径管推進工法鉄筋コンクリート管
1)-2. 下水道推進工法用ダクタイル鋳鉄管
1)-3. 下水道推進工法用陶管
1)-4. 下水道推進工法用レジンコンクリート管
2) 低耐荷力方式
1)-1. 下水道推進工法用硬質塩化ビニール管
1)-2. 下水道強化プラスチック複合管
3) 鋼製さや管方式
1)-1. 鋼管


1) 高耐荷力方式

1)-1. 下水道小口径管推進工法鉄筋コンクリート管
日本下水道協会規格(JSWAS A-6-2000)
「下水道小口径管推進工法鉄筋コンクリート管」(呼び径 200〜700)
平成12年12月1日に改正されたポイント
管の呼び径は、従来の規格では250〜700となっていたが、呼び径200の需要も増えてきたことから、今回の改正では200〜700の範囲とした。管の内径、厚さ、有効長等の主要寸法は従来の値を変更せず、既存の推進工法機器をそのまま使用できるように配慮した。管の種類として、従来はI類とII類に区分していたが、外圧強さの高い管も規定する必要が生じたことから、新たに2種を規定し、1種及び2種の区分とした。1種は従来の外圧強さの管で、2種はひび割れ荷重で1種の2倍と設定した。
管体コンクリートの圧縮強度は、50N/mm2{500kgf/cm2}以上と70N/mm2{700kgf/cm2}以上の2種類とした。管の軸方向耐圧力は、この強度に基づいて算出することが原則となっている。
継手性能の内容は、施工の大深度化への対応として高い耐水圧も設定することと、曲線推進や耐震設計への対応として抜出し長を確保することを目的とした。性能の区分は、耐水圧と抜出し長によりSJS、SJA及びSJBの3種類とし、設計条件によって推進管を選択できるようにした。耐水圧については、従来の0.1MPaに加えて0.2MPaの性能も規定した。抜出し長については、SJS及びSJAは10mm、SJBは20mmと規定した。また、SJA及びSJBについては、耐震対策のための抜出し長も確保することとした。
継手型式試験規定に基づいて、継手性能が確認され登録された管
登 録 さ れ た 管
継手
性能
登録
番号
登録年月日 管の名称 管の
略号
規格番号 登録者
SJS SJS1 平成12年
12月1日
E形管 E JSWAS A-6-1989
SJA SJA2 平成12年
12月1日
Wジョイント管 EW JWJPAS J-4 全国Wジョイント管協会
SJB SJB1 平成12年
12月1日
Wジョイント管 ENW JWJPAS J-4 全国Wジョイント管協会
SJB SJB2 平成12年
12月1日
NS小口径推進管 NS JHPAS-27 全国ヒューム管協会

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1)-2. 下水道推進工法用ダクタイル鋳鉄管
日本下水道協会規格(JSWAS G-2-1999)
「下水道推進工法用ダクタイル鋳鉄管」(呼び径 250〜2,600)
平成9年4月1日改正
下水道推進工法用ダクタイル鋳鉄管は、圧送用、自然流下用に使用され,推進管は、圧送用に用いる推進管はI類、自然流下用に用いる管はII類となっています。

1)-3. 下水道推進工法用陶管
日本下水道協会規格(JSWAS R-3-1990) 「下水道推進工法用陶管」(呼び径 250〜450) 平成2年12月1日改正
下水道推進管工法用陶管は高耐荷力方式の小口径管推進工法に使用されます。
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1)-4. 下水道推進工法用レジンコンクリート管
日本下水道協会規格(JSWAS K-12-1998) 「下水道推進工法用レジンコンクリート管」(呼び径 200〜1,500) 平成10年10月1日改正
下水道推進工法用レジンコンクリート管は、コンクリート管と合成樹脂(繊維強化プラスチック用液状不飽和ポリエステル樹脂)、鉄筋により複合強化したものです。
推進管としてRS形・RM形・RT形の3種類があります。
RS形(呼び径200〜500)
普通条件下で管厚が一番薄く経済的で、外径が1サイズ小さなヒューム管と同じ寸法になっています。
RT形(呼び径250〜1,500)
難工事用で管厚、外径ともヒューム管と同じ寸法になっています。
RM形(呼び径290〜1,580)
高強度用でヒューム管と外径合わせになっており、管厚が薄い分、実内径が大きい管です。
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2) 低耐荷力方式

2)-1. 下水道推進工法用硬質塩化ビニール管 (JSWAS K-6-1998)
下水道推進工法用硬質塩化ビニル管は、小口径管推進工法のうち、推進管に周面抵抗のみが加わる低耐荷力方式の小口径管推進工法に使用します。
管種は、埋設条件及び推進時の耐荷力によりVU、VP、VMの3種類があり、また継手及び接合法の違いにより、リブカラー付、SUSカラー付、スパイラル継手付直管の3種類となっています。

2)-2. 下水道強化プラスチック複合管 (FRPM K201J-1995)

3) 鋼製さや管方式

3)-1. 鋼管 (JIS G 3444他)
ご不明な点は各管材メーカにお問合せ下さい。
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