技術資料
■推進力の計算

1.推進にかかる等分布荷重(q)
管にかかる等分布荷重は次の式(1-1)に示す、2種類の荷重総和として求められる。
   qw …………………………………(1-1)
ここに、
q  :管にかかる等分布荷重(kN/m2)
w :土にかかる鉛直等分布荷重(kN/m2)
p :活荷重(kN/m2)

(1) 土による鉛直等分布荷重
土による鉛直等分布荷重を求めると、式(1-2)の通りである。

ここに、
w  :土による鉛直等分布荷重(kN/m3)
γ  :土の単位体積重量(kN/m2)
C  :土の粘着力(kN/m2)
Be  :土のゆるみ幅(m)
Bt  :トンネル直径(m)
Bc  :管外径(m)
Ce  :テルツァギーの土荷重係数(m)
K  :テルツァギーの側方土圧係数(テルツァギーは実験研究の結果から、沈下する幅の中央上部でK=1としている。)
φ  :土の内部摩擦角(度)
μ :土の摩擦係数(=tanφ)
H :土被り(m)

(2) 活荷重
活荷重は、その布設位置の条件により異なり、道路下の場合はT-25また、鉄道軌道を横断する場合は、通常K・S-16に相当する荷重を考慮する。
設計自動車荷重を250kN(「道路橋示方書・同解説」に定められた)として活荷重を求めると式(1-3)により求める。活荷重は、図-2のように地中に分布するものとする。

ここに、
p  :活荷重(kN/m2)
H  :土被り(m)
P  :後輪荷重(=109kN)
a  :タイヤの接地長(=0.2m)
C  :車両の占有幅(=2.75m)
θ  :荷重の分布角(一般に45゜)
i  :衝撃係数(表-1)
β  :低減係数(表-2、一般に小口径管推進の場合0.9とる)
表-1 衝撃係数
H(m) H≦1.5 1.5<H<6.5 6.5≦H
i 0.5 0.65〜0.1H O

表-2 断面力(断面を考慮した)低減係数
土被りH≦1mかつ
内径B≧4mの場合
左記以外の場合
β 1.0 0.9


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